馬込川めぐり (1) (起点〜目星橋)
今まで掲載した作品とは手法を変えて、現在進行形で取材・掲載していく。
『馬込川』は、私・稲生にとって幼少の頃から現在まで、大変縁の深い川である。
馬込川支流の新川近くで生まれ育ち、南小学校あたりから職安のあるあたりの四郎五郎橋・日之出橋・大勝橋・
浅田橋付近は、子供の頃の楽しい遊び場所であった。そのもう少し下流で、馬込川と合流してすぐの朝田幼稚園の
土手下の太子渕と呼ばれる河原では、中学校からの帰り道に対岸目掛けて石投げをして遊んだりしたものだ。
4,5キロ先の早出町には親戚があり、鮒釣りをして遊んだ川でもある。
さらに上流の浜北市に今は住んでいるが、馬込川のほとりは格好の散策コースとなっている。
そんな普段の生活に密接に結びついた馬込川を、今回はのんびりまわってみようと思う。
それでは、さっそく馬込川起点へGO!
(起点から天王橋まで 03-03-28 取材、03-03-28 作成)
馬込川の起点(@)は、浜北市新原のJAとぴあ浜松・浜北地区支店(旧・浜北市
農協本所)のすぐ南である。
馬込川の起点=浜名用水の終点 であり、すなわち天竜川の水が
浜名用水を経て馬込川に注いでいるのである。そのため、水量は
かなり多い。
起点のすぐ下流にある大日大橋(A)は、主要地方道61号浜北袋井線
に架かる橋である。浜北大橋方面から国道152号バイパス
(道路愛称:飛龍街道)を結ぶ道路であり、交通量はそこそこ多い。
大日大橋から500メートルほど下流にある馬渡橋(B)は、先ほど触れた
飛龍街道から浜北市中心部に通じる道路に架かっている。
最近、大型ショッピングセンターのアピタが開店して、一層交通量は
増えている。
馬渡橋(うまわたりばし)とは、名前が大変ユニークであるが、
昔は馬車が行き来していたのだろう。
馬渡橋から500メートルほど下流にいった目星橋(C)の左岸脇には、
目星大神を祀ったお堂がある。目の神様ということだ。
このあたりの馬込川は大変のんびり流れている。