馬込川めぐり (6)(富士見橋〜諏訪橋)
(富士見橋から諏訪橋まで 03-07-11 取材、03-07-11 作成)
船越橋の次に架かるのが富士見橋(24)である。
こちらの富士見橋からは富士山は見えないという。江戸時代には
見えたのかもしれない。その代わり、南側のアクトタワーが次第に
大きくなって見えてきた。
六間道路に架かる昭和橋を越えると、次は共同橋(25)である。
大和染工の煙突を左端に配し撮影してみた。
先の船越橋の脇には日本形染があり、大和染工とともに昭和初期の
浜松の産業の発展に寄与した。言うまでもなく馬込川の水に恵まれ
たからこそ染色工場が立地したのである。
次は東海道(現・国道152号)に架かる馬込橋(26)である。
現在の橋は昭和13年に架けられた。
たまたま、木戸町内の
路地で見かけたのが
木戸神明宮に祀られていた
馬込川地蔵尊(27)である。江戸時代には馬込川も水量が多く、
身投げが絶えなかったため、その人々の供養に祀られたという。
馬込橋の次は松木橋(28)である。東海道本線(在来線)の高架
事業にともなって新しく架けられた橋(昭和57年竣功)である。
松江町と木戸町を結ぶところから名付けられた。
アクトタワーが大きく、道路の真正面に見えている。
馬込川は東海道本線と東海道新幹線の橋梁(29)をくぐっていく。
右は浜松駅へ停車寸前の東海道新幹線(こだま)である。
下に写る諏訪橋から撮影した。
諏訪橋(30)越しにアクトタワーが真近に見えている。
ここから駅南である。馬込川の終点まで、あと5キロほどのところまで
やってきた。