郵便局めぐり(定額通帳編)(1)

◎私のコレクションの中では、平成15年(2003年)の山梨県編の途中から、通常貯金の通帳が縦型から横型に変更になったことにより、欄外にあった郵便局長印(以下、主務者印という)の押印の欄がなくなり、押印出来なくなったのだが、定額貯金においては、必ず主務者印を押すことになっている。
◎だから定額貯金をすれば、主務者印の押印収集は続けることもできるのであるが、すべての郵便局で定額貯金をしていくことは、当然のことながら不可能である。(いや、理論的には十分可能なのだが、財政的には難しい。)
◎そこで私が考えたのが、郵便局全体の中では絶対数が少ない分室における 定額貯金である。なぜ分室なのかというと、分室の主務者印は、ちょっと変わっているからである。
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(↑上からの続き)
◎まず、上の証書番号04・05・06を例に話をしてみると、04が名古屋駅前分室、05が柳橋分室、06が第二豊田ビル内分室であるが、いずれも名古屋中央郵便局の分室である。取扱郵便局の番号は04が21125F、05が21125D、06が21125Eとなっている。21125は名古屋中央郵便局の局所コードであるが、分室ごとに固有のアルファベット記号が打たれている。
◎この固有のアルファベット記号ごとに、主務者印の決まったところに“欠け”があるということである。詳しい法則があるのかどうかは、現在も調査中であるが、なんとも興味をそそる話ではないか。(法則性があることは明らかであり、今後、分室での貯金が楽しみになってきた。)
◎右上の拡大された主務者印を見ると判るのだが、04の名古屋駅前分室では‘長’の下が“欠け”ている。‘郵’の下あたりの枠が見えないのは、磨耗による欠損であるとの窓口での説明であった。
◎05の柳橋分室の主務者印は、何故か‘欠け’がない。私の貯金直後、窓口が大変混雑してしまったので、柳橋分室では聞きそびれてしまったのだが、おそらく親局(名古屋中央郵便局)の主務者印を使っているのであろう。分室マニア(?)としては、残念な感じである。
◎06の第二豊田ビル内局では、‘央’の上に“欠け”が見える。
◎03の常滑郵便局セントレア分室では、‘滑’の上に“欠け”が見える。なお、01の赤佐郵便局、02の愛・地球博郵便局は分室ではないので、当然ながら“欠け”はない。
(定額通帳・その2に続く)

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